「両思いになれる移住政策を」宮崎日日新聞社説 地域活性化を恋愛で捉える

先日の宮崎日日新聞には、宮崎県がロケ地になった「男はつらいよ 寅次郎の青春」に触れながら、移住政策と恋愛を絡めて議論した社説が公開されています。

片思いが両思いに(宮崎日日新聞)
http://japan.cnet.com/entertainment/35073274/

前々から書きたいな、と思っている記事に、「地域活性化を恋愛で考えよう」というネタがあります。決してふざけているわけではなく、顧客の理解が極めて重要な観光振興や移住政策を考える上で、恋愛におけるごく一般的なことを例えにするととてもわかりやすいように感じているからです。

本社説は、「土地と人の温かさが伝われば両思いになって必ず成就する。自信を持って、移住策を推進したい。」と締めくくられています。これはマーケティングにおける購買プロセスをすっ飛ばしているようにも感じますが、重要でありながら地域活性化においては忘れがちなことを指摘してくれています。

例えば、「ある人に好意を持って欲しい!」と考える時、普通ならまず相手がどんな人物のことを好きかについて調査して、その結果を取り入れて自身の行動を変化させたりしますよね。その際、「俺は魅力があるけど、相手はわかってくれないんだー」とか、「あなたはこれが好みらしいけど、私はそれ全然好きじゃないね」と言っていては逆効果ですよね。地域と顧客、という関係をこれにあてはめても、全く同じことが言えます。地域活性化を考える際にも、顧客のニーズを理解していくことはとても重要です。

通助を運営しております株式会社ホジョセンは、このような顧客理解に関する企業の課題解決を行っている、顧客理解のスペシャリストです。地域活性化を考える上でも、こういった知識はとても役立つものだと思います。ぜひとも弊社の顧客理解に関する無料レポートもご覧ください。
消費者ニーズの掘り方・・・?

「地域活性」とは競争です。

その競争を勝ち抜くために意識すべきことを、マーケティングの視点を入れつつケーススタディにて考察しています。