レンタサイクル事業開始、地域活性化に与える影響は 津市

津市の美杉地区で、電動自転車の無料貸し出しを開始しました。あわせて自転車向け周遊マップも作成し、サイクリングを行う観光客を増やしていく方針です。

自転車で体感 美杉の魅力 誘客へ無料貸し出し(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/local/mie/news/20151019-OYTNT50202.html

レンタサイクル事業を行うことが目的ではなく、それによって地域に落ちるお金を増やそう、という取り組みなのですから、レンタサイクルを行った人をどういったところに行かせるのか、それによってどのような価値を満喫してもらうのか、といったところまで設計しなければならないと思います。どこに住んでいる人に、このレンタサイクル事業を利用して欲しいのか、どういったライフステージ層の人なのか、という「誰に」という部分でもつめていけることがあると思いました。このような考え方を持って、地域をブランディングするという観点で対象を設定することで、その対象にとっての土地の魅力をまだまだ向上させることができると思います。

本サイトで一番端的に地域のブランディングについて説明した記事はこちらです。こちらもご覧ください。地域ブランドにはストーリーが必要だといわれるが、そもそもストーリーってなんだろう?

「地域活性」とは競争です。

その競争を勝ち抜くために意識すべきことを、マーケティングの視点を入れつつケーススタディにて考察しています。