石破地方創生相は、林業の活性化を考えることを目的として、オーストリアの効率的・高付加価値林業を視察しました。
石破地方創生相 オーストリアの先進的林業を視察(環境ビジネスオンライン)
http://www.kankyo-business.jp/column/011349.php
山間部の自治体を訪れると分かることですが、林業の衰退は非常に早いペースで進んでいます。今や日本の山林は、「重荷」になってしまっているとも言えます。木材による利益を増やすことを、掛け算で考えると、次のように分解できます(あくまで一例です)。
利益 = 単価 × 販売量(国内消費 + 国外輸出) × 利益率
それぞれにおいて、様々な手法が考えられますが、大規模化とCLTは、利益率と国内消費を増やすための手法と捉えられるでしょう。単価向上や、国外輸出といった手段に関しても検討できるのではないかと思います。
「地域活性」とは競争です。
その競争を勝ち抜くために意識すべきことを、マーケティングの視点を入れつつケーススタディにて考察しています。