中心市街地の人口、増加に転じる 富山市の事例

富山市の中心市街地の人口が増加に転じたことが市長から発表されました。2006年に統計を取り始めて以来、初めてのことだそうです。

富山市 中心市街地の人口増加(チューリップテレビ)
http://www.tulip-tv.co.jp/news/detail/?TID_DT03=20150901162531

「人が住む」ということは、住んでいる人にとって、その土地に価値が有る、ということですので、富山市が進めていたコンパクトなまちづくりが中心市街地の価値を高めることに成功しているのだと考えられます。ここで更に統計を詳しく見てみる必要があると思うのは、どれくらいの自然減なのか、どの年代が社会増で増加しているのか、これは継続的な傾向になりうるのか、といったところです。こういったところを見ていくことによって、誰にとって富山市が魅力的であると思われているのか、そしてそのライフステージ層にとって更に価値がある街をどのように創っていくか、ということを考える必要があると思います。

「地域活性」とは競争です。

その競争を勝ち抜くために意識すべきことを、マーケティングの視点を入れつつケーススタディにて考察しています。