奈良から京都、和歌山をつなぐサイクリングロードの工事に着手

奈良県は奈良から京都、和歌山を結ぶ「京奈和自動車道」の工事に着手しました。奈良県を縦断する全長75キロメートルに及ぶサイクリングロードは2020年の東京五輪までの完成を目指しています。その後は京都府や和歌山県と提携して全長180キロメートルの3府県縦断ルートとして整備を進めていく構想です。

全長75キロ、奈良県縦断サイクリングロード整備へ (産経WEST)
http://www.sankei.com/west/news/150630/wst1506300015-n1.html

「景色や街ごとの表情の移り変わりなど、ダイナミックな自転車の旅を楽しんでほしい」という担当者の言葉のように車や電車に比べてより身近な観光ができるのではないかと思われます。自転車利用者向けの「道の駅」の整備なども進めていく予定とのことで、東京五輪をきっかけに運動意識が上がることによる需要の拡大に期待が膨らみます。

「地域活性」とは競争です。

その競争を勝ち抜くために意識すべきことを、マーケティングの視点を入れつつケーススタディにて考察しています。