ヤマダ電機が、5月末までに46店舗閉鎖すると新聞各紙が報じています。郊外型店舗を多く閉店し、利益の確保に向かうということです。
ヤマダ電機:46店5月末までに閉鎖 最終黒字半減響く(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/news/20150526k0000m020067000c.html
アメリカのウォルマート、日本ではイオンマートでも同様の議論が発生することがありますが、ヤマダ電機が郊外型店舗を出店した際に街の電器屋さんが廃業に追い込まれていった地域もあるかもしれません。そんな地域でヤマダ電機が撤退してしまうと、後には何も残らないという状態になりかねません。地域に住む消費者としてどのような選択をするのか、という点にとどまらず、町の電器店は大型店舗に対抗できるようなユニークな特徴を打ち出していくことで消費者に選んでもらえるような努力が必要で、それこそが中長期的に地域を良くしていくのだろうな、と思います。
「地域活性」とは競争です。
その競争を勝ち抜くために意識すべきことを、マーケティングの視点を入れつつケーススタディにて考察しています。