政府は17日、地方での雇用確保に向けた施策を話し合う「地域しごと創生会議」に関して、初めて会合を東京都内で開きました。地場産品のブランド化や海外への販路拡大で雇用増を実現した企業などの取り組みを分析し、他の地域の参考となる先進事例として取りまとめる方針だそうです。
地方の雇用確保策を協議 しごと創生会議が初会合(産経ニュース)
http://www.sankei.com/politics/news/151117/plt1511170012-n1.html
かつてのように公共事業や誘致企業に頼るだけではだめである。じゃあ、いったい何をするか」という石破茂地方創生相の発言の通り、政府自ら新たな取り組みを行っていく必要があります。
地方を活性化させるためには若者の力が必要です。地方に「若者」をひきつける魅力的な「仕事」を作るために、若者がなぜ都会に就職したがるのかを分析し、若者が何を求めているのかについてもう少し考えなければいけません。
Uターン就職(進学で上京し、出身地を離れた学生が地元で就職活動を行うこと)、Iターン就職(出身地に関係なく地方企業への就職を希望すること)という言葉が流行っていますが、まずは取っ掛かりとしてUターン就職者を伸ばすために取り組みをどんどん行うべきだと思います。
「地域活性」とは競争です。
その競争を勝ち抜くために意識すべきことを、マーケティングの視点を入れつつケーススタディにて考察しています。