9月14日で北陸新幹線の開業から半年が経過したことになります。新幹線の目的地である富山県・石川県は、雇用の改善・観光収入の増加などに湧いています。
北陸新幹線半年:好況運ぶ、にぎわう観光地 雇用改善(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/news/20150913k0000e040112000c.html
半年という短いスパンで見れば、北陸新幹線は地域に大きな恩恵をもたらしているといえるようです。今後、県内の若者の流出や、新幹線特需が終わった際の観光をどう考えるか、という大きな課題にもしっかり取り組んでいくべきでしょう。
その際に重要になることとして、増えて当たり前な観光入込客数の増加で一喜一憂せず、観光効果を観光入込客数×観光消費額×域内調達率という計算式で考え、細分化して対策を練ることでしょう。おそらく今の北陸地方は、観光消費額や域内調達率の増加を課題として、取り組みを行っていく必要があると思います。
「地域活性」とは競争です。
その競争を勝ち抜くために意識すべきことを、マーケティングの視点を入れつつケーススタディにて考察しています。