夜景+神戸ビーフをお得に楽しめるプラン、JTBで取り扱い開始予定 神戸市の事例

最上級神戸ビーフを食べたのちに、タクシーで摩耶山に移動して夜景を楽しむことができるセットプランがJTBで取り扱いが開始されています。別々で頼むよりも3割程度安価で16800円ほどであり、このプランを楽しむ人が増加することを目論んでいるようです。

神戸ビーフと夜景をお得に タクシー観光で新企画(神戸新聞)
https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201609/0009485331.shtml

お酒を飲んで神戸の夜を楽しめるという「デート」に向いた設計であり、ターゲットが明確で面白いプランだな、と思いました。間違いなくこれに対して価値を見出す人はいるだろうという、面白いプランかと思います。

これは、「神戸ブランド」に付属する取り組みを有効に生かした取り組みではないかと思っています。「おしゃれなイメージ」を持つ親のブランド力を使って、「有意義なデートプラン」を立案するということは、地域ブランドを考える上での活動において、お手本的な取り組みであると言えるでしょう。

地域ブランドのこれらのことについて、詳しくはこちら!

地域ブランドの育成における課題〜企業におけるブランディングとの比較から〜

地域ブランドにはストーリーが必要だといわれるが、そもそもストーリーってなんだろう?

顧客が「大きな値段を払ってでも、そのプランを楽しみたい!」と思えるようなサービスを提供していくことは、廉売・廉売という負のスパイラルに巻き込まれないようにするためには非常に重要なことだと思います。今後も注目したい取り組みです。

「地域活性」とは競争です。

その競争を勝ち抜くために意識すべきことを、マーケティングの視点を入れつつケーススタディにて考察しています。