地方創生をテーマとしたリレー講座の開催 佐賀市の事例

佐賀市に存在する西九州大学で、地方創生をテーマとしたリレー講義(全7回)が開催されます。各分野における専門家が登壇する予定で、受講は無料です。

「地方創生」専門家語る 23日から講座(佐賀新聞)
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10105/302115

地方創生が大きく取り上げられている昨今ですが、こういった「学びたい人に対して学ぶ場」が提供されていることは非常に良いことのように思います。

その一方で、自称「地域活性化の成功事例」に関する話を聞くときに注意しなければならないことのひとつとして、「地域活性化をどのように定義しているのか?」ということを明確にすること、が挙げられるでしょう。

私は、著名な研究書・新書などで「地域活性化」、「地域おこし」の成功事例として扱われている場所でも、全く地域の収入増に結びついていない事例を見てきました。そこでは地域活性化を、「住民が自由な活動を行うこと」として捉えており、全く利益を上げることを意味する言葉として使っていなかった、ということに後で気づきました。

しかし、長期的・持続的に事業を行っていくためには、その収益性というものは非常に重要になってきます。そういった部分において、マーケティングにおける顧客にとっての価値を持続的に生み出すための手法は極めて重要になってくるのではないかと思います。

通助ではマーケティング的手法を用いた地域活性化について様々な意見を述べていますが、この記事が最もアクションに落としやすい記事かと思います、是非ともご覧ください。
掛け算で考える

「地域活性」とは競争です。

その競争を勝ち抜くために意識すべきことを、マーケティングの視点を入れつつケーススタディにて考察しています。