外国人観光客に佐渡島の魅力発信を目指す 新潟県の事例

佐渡島を訪れる観光客は、1991年をピークに半減しているようです。そんな中で、台湾や外国人観光客を積極的に誘致することで観光収入を増加させようとする取り組みが進行しているようです。

海外からの佐渡観光客 誘致に力(新潟日報)
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20151210222525.html

現在、日本国内で外国人観光客が訪れる場所は「ゴールデンルート」と呼ばれる、東京ー大阪間のみに限定されています。そんな中で、そのルートに入っていない北陸・東北・九州・四国などが外国人にとっての魅力を発揮することで、訪日した外国人にもうすこしの期間、日本に滞在してもらうことを目指していく必要があると思います。

そんな中で「日本のふるさと」イメージは、台湾人に対して大きな魅力を集めています(詳しくはこちらの記事をご覧ください。「外国人観光客のニーズ把握には外国語ガイドブックが参考になります」)。特に台湾からの観光客は、訪日回数が多い傾向があり(出典)、地方部の観光地にとっても目を向ける観光客層のひとつでしょう。中国・台湾人観光客とひとくくりにせずに、互いのニーズが異なることを把握し、提供できる価値を決定することが重要ではないかと思います。

「地域活性」とは競争です。

その競争を勝ち抜くために意識すべきことを、マーケティングの視点を入れつつケーススタディにて考察しています。