観光案内カードを作成し、トラブル0満足度upを狙う 姫路市の事例

姫路城の大改修が終わり、現在姫路への外国人観光客が急増しています。そこにあたり姫路観光コンベンションビューローは市内の主要な観光地を写真と日本語、英語にて紹介した観光案内カードを作成し市内の約700のタクシー運転手に配布しました。これによって聞き間違いによるトラブルを防ぎ、観光における満足度の向上を狙います。

外国人観光格の送迎 指差しカードで間違いなし 姫路のタクシー(神戸新聞NEXT)
http://www.kobe-np.co.jp/news/himeji/201511/0008593878.shtml

外国人観光客の増加に伴って言語面での対応は各所で急がれています。外国人スタッフ(留学生含む)の雇用の促進も重要ではありますが、このような意思疎通カードの作成と普及はサービスの底上げに繋がるため効果的であると思われます。語学面を雇用や教育で賄うのと並行して、このカードのように”誰にでもすぐに使えるもの”を準備することが規模に関係なく観光地には求められていると思われます。今後の観光業や各自治体での動きにも注目していきたいです。

「地域活性」とは競争です。

その競争を勝ち抜くために意識すべきことを、マーケティングの視点を入れつつケーススタディにて考察しています。