テレビ番組が発見!100年前の市街地造成の遺跡跡 北海道の事例

明治30~40年代に山の尾根を削って造成された小樽・花園地区の繁華街の一角に、「削り残し」とみられる高さ5~6メートルの高台が民家1軒分、残されていることが北大名誉教授とNHKの「ブラタモリ」番組スタッフの調査で判明したそうです。

小樽の市街地造成、100年前の痕跡発見 「ブラタモリ」ロケきっかけ、14日放送(北海道新聞)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doo/1-0200533-s.html

メディアの影響により、観光場所が一定化しつつある現在において、
ブランドのかさの下での観光戦略
でも取り上げたように、どうやって観光資源を開発するかが課題となってきます。ゼロベースで観光資源を発見するのは難しいかもしれませんが、すでにある資源と資源を足したり引いたりかけたりわったり(四則演算)してみると、新たな視点が生まれるかもしれません。素人目であるはずの、番組プロデューサーが見つけたという点が非常に面白いです。

ただし、ドラマのロケ地やアニメの聖地巡りでも共通して言えることですが、今回の資源は民家ゆえ、周辺地域在住の方に迷惑とならないために気をつけなければいけません。

「地域活性」とは競争です。

その競争を勝ち抜くために意識すべきことを、マーケティングの視点を入れつつケーススタディにて考察しています。