夏休み人気スポットのキーワードは?

JTBの発表によれば、2015年の夏休みは国内旅行が好調で、全体の旅行客数は7800万人を超え、過去2番目になると推計されています。エンターテインメント関連の施設も人気で、中でも、新しいタイプのスポットの好調ぶりが目立っています。

共通点は「我を忘れさせる仕掛け」 夏の人気スポット(日本経済新聞)
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO90604010X10C15A8000000/

記事によると、今夏人気の観光スポットには「物語性」、「没入感」、「別視点」というキーワードがあるそうです。くらげが泳ぐ姿で癒される人もいるなど、想定していなかった楽しみ方をされている人も多いようですね。なかでも「物語性」というキーワードは、「モノ売りではなくコト売り」に通じるものがあるように思います。観光スポットの機能面を売りにするのではなく、その場所の「物語」を提供することで楽しんでもらう。安易にアトラクションや施設を造るよりも有効な方法だと感じます。

「地域活性」とは競争です。

その競争を勝ち抜くために意識すべきことを、マーケティングの視点を入れつつケーススタディにて考察しています。