銘柄米の「食べ比べ」が好評。生産者も認知度向上の良い機会と前向きに取り組む

数種類の銘柄を組み合わせた「お米の食べ比べセット」が人気を博しています。消費者の要望からスーパーや卸屋がセット販売を始めたところ人気が高まり、産地自体にも動きが広まりつつあります。産地ではこの動きを見て、食べ比べ用にと従来の紙袋などから少量の真空パックでの販売などに移行を始めています。

銘柄米「食べ比べ」 商機あり セット販売好調 卸や小売店(日本農業新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150721-00010000-agrinews-soci

少量パックの「食べ比べ」によって、従来固定しがちであったお米の銘柄の選択肢が増える事が期待されます。生産者としてもこの機会を通して気に入ってもらいリピーターになってもらうなど認知度向上という点においても良い機会ではないかと思われます。パックの作る際にどのようなテーマでパックを構成するのかであったり、お米の紹介の際に産地やこだわりの紹介などをいかに有効にしていくか等の面での動きにも注目です。

「地域活性」とは競争です。

その競争を勝ち抜くために意識すべきことを、マーケティングの視点を入れつつケーススタディにて考察しています。