人気女優を起用した観光ポスターが人気 桐生市の事例

桐生市が作成した観光ポスターが人気を集めています。同市出身の人気女優篠原涼子を起用したスタイリッシュなデザインが人気の要因のようです。

篠原涼子さんの観光ポスター「予想以上の反響」(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20150621-OYT1T50111.html

「観光ポスター」としての目的が何なのかをもう少し意識する必要があるのではないかと思います。「観光ポスター」の目的は、それを見た人に桐生市に訪れてもらうことであり、観光ポスター自体が人気を集めることではないと考えます。もう少し、桐生の魅力を伝えるもの、具体的な何かがなければ、篠原涼子のかっこいいイメージが桐生市のイメージである、と信じる理由が無いのではないかと思います。

手段と目的の混同の例として、地域活性のために行われるイベントも挙げられがちだと思います。こちらの記事もご覧ください。
イベントの成功=地域活性の実現ではありません

「地域活性」とは競争です。

その競争を勝ち抜くために意識すべきことを、マーケティングの視点を入れつつケーススタディにて考察しています。