訪日外国人旅行消費額が過去最高を記録

観光庁が、2014年の訪日外国人消費動向調査の結果を公表しました。訪日外国人旅行消費額は2兆278億円と過去最高を記録したとのことです。

http://www.mlit.go.jp/kankocho/siryou/toukei/syouhityousa.html

この数字は直接効果に限定されていますし、波及効果も含めると経済効果としてはさらに大きなものとなるでしょう。訪日外国人観光客は、地域外からお金を稼いでくる手段としてもっともわかりやすいものかもしれません。この調子でもっともっと日本に来てもらって消費してもらいたいものです。

外国人観光客の増加の一役を担っている活動としては、クールジャパンによるソフトパワーの輸出政策といった対外広報施策もあるのですが、見過ごしてはならないのは「内向き」のブランディングです。日本という国に来て非常に心地よい体験をした、日本人と接してみて好印象を持った、そういったことが非常に重要になってきます。景気が悪い、日本のお先は真っ暗だ、そう悲観する前に国民全体で日本という国を好きになってもらう努力は必要だといえるでしょう。

「内向き」のブランディングに関しては、以前コラムで触れました。そちらも合わせてご覧ください。


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